人事採用のプロがアドバイスする『就職塾』 の日記
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薬学、バイオ系学生の就職とキャリアを考える②
2014.07.26
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特に薬学部卒の方を見ていると、就職・転職と言うキャリア形成の面で、他の学部出身の人達とは決定的に違うポイントがある。
その生き方や道を選ばない人もいるが、
「年齢に関係なく、資格だけで食べていける」
という点でしょう。
特に調剤薬局や処方箋の対応をしているドラッグストアなどでは、年がら年中、全国どこでも、年齢不問で薬剤師の有資格者を募集している。
給与、場所、そんなにこだわらなければ何歳になっても仕事ができる。
医者ほどではないが、仕事に困らないのは本当だ。
翻って、薬学部卒の方が「薬剤師以外で」就く・就ける仕事で他にはといえば、製薬会社や化粧品や食品企業、それらのアウトソーシング企業(CRO、CSO)などだろうか。
「外資と内資」とか、「大手と中堅、ベンチャー」などいろいろ枠組みがあるものの、「企業」とか「事業会社」と呼ばれるようなところである。
こういうところ、特に製薬メーカーやそこに関連就く企業や業界には、ただ資格を持っているだけで入れるのは新卒の時だけになります。
目安として30歳くらいまで、何かしらの社会人経験を積んでいないと中途で受け入れてもらえることはありません。
次は、事例をまじえながら話していきたいと思います。
今後、薬学・バイオ系学部の学生さんが就職やキャリアを考えていく上での一つの道筋やアドバイスを提供できていければと思っています。
よろしくお願いします。
薬学生と理系(バイオ系)学生限定の就職塾
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