人事採用のプロがアドバイスする『就職塾』 の日記
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薬学、バイオ系学生の就職とキャリアを考える①
2014.07.23
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薬学部やバイオ系卒の方にとって、就職活動は非常に大変なものだと思います。研究活動の合間をぬって、限られた時間の中で短期決戦で就職活動を決めなければならない点では、時間が比較的無尽蔵にある文系学生にくらべると、多少は不利かもしれません。
ただし、終身雇用という概念がなくなり、転職でキャリアアップをしてキャリアパスを広げていくことが求められることがメジャーな考え方になってきた今、社会人として最初の就職をどんな企業のどんな職種に決めるかはとても大事です。
たとえば、薬学性ですと
①薬剤師になる ⇒病院、調剤薬局、ドラッグストアなど
②製薬メーカーのMRになる
③CRA(製薬会社、CRO)になる
④食品や化粧品メーカーの研究・開発・製造系の仕事に就く
(⑤まったく異業種に就職)
と言うのが、一つのメジャーな方法であるかと思われます。
Global化と言うものが一つのキーワードとして重要になってきている今、英語についても考えていかなければならないでしょう。
薬学部やバイオ系(医療系学部、農学部、生物工学系学部)の方が就職する場合、まず大事に考えないといけないのは
「一生同じ仕事に就いている(いたい)のか」
「いろんな職種に就くことで、キャリアアップを図りたいか?」
という点を長期的に考える必要があります。
たとえば
①薬剤師 ⇒「一生、調剤してるの??」
②MR⇒「給料・待遇は良いけど、一生全国転勤がついて回る・・・」
③CRA⇒「電子化(EDC)と国際基準の浸透で、CRAって将来そんなにいらなくなるんじゃないの??」
④研究・商品開発・製造⇒「一生、その仕事に就いてるの?」
と言う部分を考えなくてはなりません。
例として、最近ではこういうキャリアが一つメジャーなものにもなってきました。
「MRで新卒で就職」⇒「数年やってみて、転勤はしたくない」
⇒「勤務地が固定できて、MRで培ったコミュニケーション能力を活かせるCRAに」
ただ、まったくの未経験を受け入れてくれる職種・業界は30歳までが一つの限界・目安です。
今後、薬学・バイオ系学部の学生さんが就職やキャリアを考えていく上での一つの道筋やアドバイスを提供できていければと思っています。
よろしくお願いします。
薬学生と理系(バイオ系)学生限定の就職塾 様
http://seiyaku-shuushoku-kanto.on.omisenomikata.jp/